◎◎◎ 最上川水質調査 ◎◎◎
2008年11月6日
山形県

2008年11月6日、秋晴れの中、親子で水質調査(ポネルくんヘルスチェック)に出かけました。
場所は、最上川上流(最上流の橋、大平橋付近)です。
最上川は、山形県と福島県の県境にある吾妻山を源流として山形県側に流れ出て、母なる川として山形県内の広大な土地を潤し、酒田から日本海に注ぎます。
日本三大急流の一つであり、松尾芭蕉の「五月雨をあつめて早し最上川」などの句はご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
上流のほうに車を走らせると、だんだん山が近くなってきました。
ところが、「えっ?こんなところに」工場の煙突が見えたり、川や土壌を汚すために問題になっている『牛舎建設反対』の看板が見えてきたり、突然、変電所が出現したりします。
山の麓まで来ると、最上流の橋、大平橋が見えてきました。
橋のちょうど下、下流側が、20メートルほどの滝になっており、秋晴れのお日さまも手伝ってか、滝壺はエメラルドグリーンに輝いておりました。上流側を見ると浅く、石ころがゴロゴロしていました。よく見ると水はきれいなのですが、少し白く濁っていました。
この山の源流付近では、大平温泉、白布温泉などの数々の温泉が沸いています。そして、白猿や、鹿などが生息しており、豊かな生態系に恵まれています。
こんなに自然環境に恵まれているのだから、きっといろんな魚や生き物が住んでいるんだろう、と水の中を探しましたが、なかなか見つかりません。川の中にも入って行って調べてみたのですが、水は足がちぎれるほど冷たく、何も見つけられないまま、ほどなく上がってしまいました。
それから、ポネルくんヘルスチェックのための水をペットボトルに汲みました。その検査結果は、レポートの方にまとめていますのでどうぞご覧ください。
なぜ、このような自然環境に恵まれた川に魚がいないのか、何人かの人に聞いてみると、昔、鉱山を掘ったのが原因でいまだに鉱毒が流れ出ており魚が住めない、とのことでした。母なる川である最上川の最上流にこんな水の問題があったとは思いもよらないことでした。でもご安心ください。この先何百キロと流れて行く過程で、鉱毒は希釈され、途中からはちゃんと魚が住んでいます。
一度汚した水を元通りにきれいにするのは、大変な労力を要します。ですから、最初から汚さないようにしたいものだと思いました。川がよみがえり、元のように魚が住むようになることを願うばかりです。
東北支部
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