◎◎◎ ポネル展第56回開催 利島 ◎◎◎

2010年4月16日
利島勤労福祉会館




4月16日、伊豆諸島は利島にてポネル展を行いました。
朝から風雨が強い天候の中、放課後の時刻に始まったポネル展。食紅の水お絵描き、フェルトポネルづくり、紙芝居などを楽しんでくれた子どもたち。
その中の一人の女の子が、ボネル展最中に見た天気図を教えてくれました。利島の上だけ雲がない〜と。パソコン画面をのぞきこむと、確かに利島だけ丸く雨雲レーダーの雲がかからず写っていました。。。


 

ポネル展開催会場にての子どもワークショップのプログラムの中で、水質調査を行いました。


*取水日
   2010年4月16日14時
*取水場所  民家の雨どいからの雨水 (天気 雨)
*調査日   2010年4月16日15時30分


利島は川はなく、雨水貯水〜浄水、あるいは海水淡水化して生活用水としています。
雨天でしたので、雨どいから流れてくる雨水を取水、調査しました。 


*調査結果

COD   8
亜硝酸態窒素   0.005
アンモニウム態窒素  0.2
硝酸態窒素   0.5
りん酸態りん   0.05


*結果について

COD(化学的酸素要求量、水中にある物質が酸化剤により酸化や分解される時に消費される酸素量)は、0がきれい、10以上は汚れた水という評価目安です。水の中に反応しやすい物質があるときに数値が上がります。その他のリン、窒素項目はきれい〜少しの汚れの評価となっていることと、ワークショップ内では時間がなくなりましたのでCODは翌日の測定となりました。したがって水に入り込んでいた草木成分などとの反応とも考えられます。リン、窒素4項目からは、人間の排水などによる汚れは少ないということが分かりました。


*感想

子どもたちは、パックテストによる水質調査は初めてのようで、興味津々に取り組んでいました。
水のお話紙芝居や水のアートと合わせ、身近な水を実際に自分の手と目を使って調べる体験は、自分たちの普段使っている水〜地球の水への意識啓発になったことと思います。

利島は小さい島で、井戸を掘っても真水が出ないので、昔の島の人びとはシデとよばれる道具(篠竹の枝を束ね、葉の方は枝ぶりの良い樹木の幹に結びつけ、根元の方を甕(かめ)に挿し水を集めるもの)で樹木を伝う水を溜め、大切に使っていたとのことです。
利島の神社でシデを実際に拝目しましたが、水の恩恵、大切さが心に深く響きました。



戻 る